2009年09月26日

八瀬の散策レポート《エクシブ京都八瀬離宮に宿泊》

エクシブ京都八瀬離宮

 エクシブ京都八瀬離宮に宿泊してきましたが「ホテル近くの食事処」についての問い合わせもあったので、今回は食事処も含めて八瀬あたりの散策レポートとして紹介したいと思います。 時間は前後しますが、項目別に紹介します。

【エクシブ京都八瀬離宮】
 エクシブ京都八瀬離宮に宿泊した様子は、こちらこちら紹介していますので簡単に写真を紹介しておきます。 ホテルの場所はこの辺で、一応、会員制のホテルなので宿泊する時は会員の紹介が必要です。

宿泊した部屋

和室(畳ではなく絨毯)

液晶TVと椅子

パソコン用LAN

バスルームはガラスの扉

トイレはセパレート

オープンキッチンのシェフ

オープンテラス

温泉大浴場

高野川の鉄橋を渡る叡電
(シャッター速度80分の1秒)

【叡山電車】
 前回、写真を撮れなかった叡山電車の写真を撮ってきました。 この先の八瀬比叡山口駅には、通常、1時間に3本は電車が発着しているので、到着と出発で平均10分間隔で電車が走っており、10分程待てば、次の電車が来る事に後で気がつきました。
 電車の音がしたので急いでシャッターを切るとシャッター速度が80分の1秒で電車が少しブレて写ってしまいました。 そこでISO値を「オート」から「400」に変更して待っていると7分後に折り返しの電車が来たのでシャッターを切ると今度は500分の1秒で撮影できました。 これで満足して駅舎の方に行ったのですが、後で考えると、もう少しアングルの違う写真を2〜3枚、撮っておいても良かったです。
 八瀬比叡山口駅の駅舎は専門的にどういう名前がついているのか知りませんが、小さな駅なのに電車の部分にもドーム型の屋根がついていてレトロな感じがします。 八瀬比叡山口駅に午前7時半ごろに到着の電車を見ていると降りたのは4人で、4人ともエクシブ八瀬の社員専用入り口の方向に歩いて行きました。

高野川の鉄橋を渡る叡電(シャッター速度500分の1秒)

このトンネルをくぐって
駅舎に行く途中
電車が来たので撮影

先ほど、到着した電車と
八瀬比叡山口駅
駅舎を反対側から撮影

八瀬比叡山口駅の出入り口


八瀬比叡山口駅の時刻表

《八瀬の散策レポート》の続きを読む
posted by 京都情報 at 21:35 | Comment(1) | TrackBack(1) | 散策レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

雲ヶ畑の散策レポート(2009.8.15)

雲ヶ畑でキャンプ中の人

北山杉

所々に人家

 雲が畑の岩屋山志明院(いわやさんしみょういん)に鴨川の源流があり、これが「おいしい水」という事でお盆休みに行ったのですが、境内は修行場なので撮影禁止で、手水場も拝観料を払わないといけない所にあったので(「おいしい水」シリーズではお賽銭以外に費用のかからない所を紹介しているので)「おいしい水」で紹介するのは断念して、雲ヶ畑付近の散策レポートという事で紹介します。 雲ヶ畑は京都市の北西部にあり、街中から10kmくらいしか離れていないのにタイムスリップしたように、街中では見かけない光景がいくつかありました。

 岩屋山志明院を目指して加茂川沿いに北山杉をぬって上ってゆくと、途中、河原でいくつかのグループがキャンプをしていました。 山道の中、所々に人家があるような道を走っていると、急に今までの風景には似合わない立派な旅館があらわれ、そのまま旅館の横をまっすぐ行くと、先は何もない山道で、道を間違ったようなので、引き返すと看板があり、旅館(洛雲荘)の手前の道を左折しないといけない事がわかりました。

 「岩屋山志明院1km」の看板がありましたが、すぐに人家はなくなり、山道を上ると、「また、道を間違ったか?」と思った頃、ようやく、《岩屋山志明院》に上る階段がありました。 この階段を上ると、テントがあり、ここで拝観料300円を払い、荷物をすべて預けます。 後でわかったのですが、中はきちんとした階段ではなく、岩や木の根が階段のかわりに足の踏み場になっていて、それも湧き水で濡れた状態なので荷物を持っていると滑って転びそうになった時、危ないからでしょう。

 中は急な坂道(岩や木の根の階段)で、上には下が見下ろせる舞台もあります。 普通の人なら20分余りの散策コースで、ひと通り見学して、荷物を返してもらって帰りました。 「おいしい水」の手水鉢は荷物を預けた場所から少し中に入った所にありました。 岩屋山志明院の場所はこの辺です。

洛雲荘(料理旅館)

岩屋山志明院1kmの看板

岩屋山志明院に上る階段

岩屋山志明院の説明の立て看板

小屋の煙突から煙

 「おいしい水」として紹介できないので、散策レポートに変えて、帰り道で「何か面白い写真は撮れないだろうか?」と考えていると、結構、興味深い風景がいくつかありました。

 まず、小屋の煙突から煙が上っていました。 小屋の中では何をしていたのでしょう。 最近、都会では「IHオール電化」とか言って火も使わない家があるのに「煙突から煙が上がる」というのは珍しい風景ではないでしょうか?

茅葺風の家の向こうの小屋の煙突から煙

 茅葺の家も屋根は茅ではなく、金属の屋根にしている家が多かったですが、金属でない屋根の家もありました。
 他に興味深かったのは、あちこちで、軒下や道路わき、小屋の中で《薪(まき)》を見かけた事です。 今でも冬は薪で暖房をしているのでしょうか?
 街中から10kmくらい離れた所で、自分とは違う生活をしている人がいるのは興味深かったです。

金属でない屋根の家

軒下と小屋の中に薪

道路わきにも薪

posted by 京都情報 at 20:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散策レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月21日

出町あたりの散策レポート《鴨川の飛び石ほか》

出町橋の西側にある《鯖街道口》の石碑

 出町あたりの散策レポートを紹介します。 本来、「出町」とは「京都の町を出て、若狭湾に行く鯖街道に向う」という意味から「加茂川と高野川が合流した付近から西あたり」の事を言います。
 「出町柳」は京福電車(現在の叡山電車)が駅を作る時に市電の出町駅と区別する為に、「鴨川西岸を出町」「鴨川東岸を柳町」と言っていた事から「出町柳駅」という造語の駅名をつけた事から「加茂川と高野川が合流した付近から東あたり」の事を「出町柳」と言うようになりました。
 面白い事に、現在、鴨川東岸には「田中上柳町」「田中下柳町」という町名は残っていますが、鴨川西岸には「出町」という町名はありません。 しかし、加茂川に架けられた橋は「出町橋」、その西にある商店街は「出町商店街」と名づけられています(河原町通の今出川通から北、葵橋までを「出町通」と名付けられているが、これは一般的に知られていないです)。
 店の名前を付ける時も、古くからのこだわりを持っている所は「加茂川と高野川が合流した付近から西を出町、東を出町柳」というルールを守っていますが、最近は「ゴロの良さ」から「出町」か「出町柳」か、使う傾向にあるようで、「加茂川と高野川が合流した付近」を「出町」もしくは「出町柳」というようになってきているように思われます。
 『鯖街道口』の石碑は出町橋の西側のこの辺にあり、鯖街道の出発点が(出町柳駅付近ではなく)出町付近であった事をアピールしているようです。

 今日は、まず、「名代豆餅」「田舎大福」が人気の《出町ふたば》に立ち寄りました。 閉店が17時30分で、17時20分頃に行ったら、店の前で何人か待っていて、すぐに店の前の人が少なくなったと思ったら「売り切れです」と言って店を閉め始めました。 特に、ここがメインではなかった次の散策スポットに行きました。 《出町ふたば》の場所はこの辺で、河原町今出川から北に1つ目の信号の西側になります。

《出町ふたば》の外観


閉店準備を始めたお店


 次は、《王将 出町店》に立ち寄ってみました。 ここは、王将で、唯一、「お金のない学生は30分の皿洗いで飲食代無料(昼は12〜1じ、夜は6〜9じ)」のサービスをやっている所です。

 今日は食事はせず、店の中に入らなかったですが、カウンター席のみの十数席で、最近、オープンする王将は大型店が多いですが、20年以上前にオープンした王将は、こういうこじんまりとした店舗で、家族でやっているようなお店が多いです。

 《王将 出町店》の場所はこの辺で、河原町今出川から西に2筋目を少し上がった所で、営業時間は11時30分から23時までで定休日は月曜です。



《王将 出町店》の外観


 最後に、今日の第一の目的である《鴨川の飛び石》に立ち寄りました。 橋の上からは何度も見た事はあるのですが、川に下りて「渡った事」も「どんな形の石か?」よく見た事もなかったので川に下りてみました。 鴨川の飛び石》の場所はこの辺です。 (鴨川にある5ヶ所の飛び石については「前編」「後編」で紹介しています)

向こう岸まで飛び石が続いています

石の形は「千鳥」と「亀」で上を歩いて渡れます

石の上で遊べるようにレイアウトされています

【動画】飛び石付近で水遊びをする外人の子供達


 出町あたりのレポートは他に下記のようなものがあります。

出町ふたば《行列のできる名代豆餅》購入レポート

常設の金魚すくい《出町橋の西》

250円弁当(元気や 河原町今出川店)

posted by 京都情報 at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散策レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

五条楽園《ちょっと不思議な空間》

 四条通の鴨川より東のあたりを「祇園」と言いますが、四条通から下がって(南下して)五条通の南、鴨川の西あたりを「五条楽園」と言います。 五条楽園の入り口には看板もかかっています。
 五条楽園とは「大人の楽園」の事です。 あちこちにお茶屋がありますが(利用した事はないので詳しい事はよく知りませんが)祇園のお茶屋とは少し違うようです。 しかし、日本舞踊や三味線などの芸事のお稽古は厳しく、芸妓のなり手は少なくなっていると聞きます。

「五条楽園」の看板

八千代《お茶屋》

初美クラブ《置屋》

 五条楽園には昔ながらの「遊郭」の雰囲気を持った建物が3軒残っています。 1軒は今でもお茶屋として営業していますが、1軒は旅館、1軒は空き屋になっています。 高瀬川沿いにあり、今でもお茶屋として営業しているのが「本家三友」です。 お茶屋「本家三友」の場所はこの辺です。

お茶屋「本家三友」

写真で雰囲気が伝わるか?

高瀬川沿いにあります

 次は「旅館平岩」です。 現在、旅館として営業していますが、建物の形はお茶屋「本家三友」とほぼ同じです。 「旅館平岩」の場所はこの辺です。

旅館平岩

こちら側から見ると
普通の古い家?

こちらの出入り口は
使っていない様子

 もう1件、同じような形の建物がありましたが、こちらは空家でした。 もしかしたら、取り壊される予定なのか、それとも、建物の形をこのまま残して、何か別の使い方を探しているのか、わかりません。

この建物は、現在、空家です

 「五条楽園 歌舞練場」の建物も木造3階建てで趣があります。 今でも芸事の稽古場として使われているそうです。 最近は若手のイベントなどを開催して、新しい活用法も模索しているとの事です。

「五条楽園 歌舞練場」

出入り口付近

河原町通から見た所

 他にも、少し不思議な光景が、いくつかあり、写真で紹介して、どれが面白いか迷う所ですが、「井戸の手押しポンプ」の跡が2ヶ所あったので紹介しておきます。 撤去されずに、残っているのはちょっと珍しいです。

レジ袋をかぶせた手押しポンプ

こちらにも手押しポンプ

posted by 京都情報 at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散策レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

祇園白川で出勤途中の舞妓さん(?)と遭遇(2009.4.17)

出勤途中の舞妓さん(?)と遭遇
出勤途中の舞妓さん(?)と遭遇

白塗りの化粧はしています

 祇園白川の桜も終わりだろうと思って確認の為に通りかかったら、出勤途中の舞妓さんと思われる人が前を通りました。 前を通り過ぎた後で気が付いたので、急いでシャッターを切ったら後姿の写真が撮れました。
 この写真を見ればわかる通り、白塗りのお化粧をしていますが日本髪ではありません。 朝8時過ぎだったので夜のお座敷には時間は早いし・・・と考えると「都をどり」の開催期間中(4.1〜4.30)なので、都をどりに出演の為の出勤中だったのかも知れません。
 普通、こんな支度の途中の姿を見せたくないでしょうが、都をどりでは多くの芸妓・舞妓さんが出演するので「祇園甲部歌舞練場」の楽屋ですべての支度をするのは無理なので、こういう状態で出勤しなければならなかったのかも知れません。 出勤途中の舞妓さん(?)と遭遇した場所はこの辺です。

 祇園白川の桜の方ですが、予想通り、ほとんど散っていて、数本の遅咲きの桜の花が咲いているという状態でした。 下を見ると「つつじ」が咲き始めていました。 祇園白川にはつつじも植えられていて、これからつつじが見頃になるでしょう。

大和橋から東を撮影

大和橋から西を撮影

祇園白川のまだ咲いていた桜

祇園白川の桜とつつじ

祇園白川のつつじ

歩道側には白いつつじ

雑誌の撮影らしい

 もう少し東の方に行くと雑誌の撮影らしい人たちと遭遇しました。 しかし、このスタッフ3人が打ち合わせをしているのか、なかなか、撮影が進みません。
 この撮影が終わってから自分たちの写真を撮ろうと横で待っていた修学旅行生も、待ち切れなくなって交差する形で写真を撮り始め、モデルさんは向こうを向いて看板を見ているという状態になっていました。

何か打ち合わせ中のスタッフ

横で待っている修学旅行生

待ち切れずに撮影を始める修学旅行生と運転手さん

posted by 京都情報 at 08:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散策レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする