ホテルの外観やフロントなどは「ビジネスホテルよりは上のランク」という感じですが、部屋に入ると「ビジネスホテルクラス」で、(ユニットバスを除く)部屋の広さの半分くらいがベッドという感じでした。 リゾートホテルと比べると宿泊料も違うので、ちょっと酷かも知れません。 ちょっとした作業が出来る椅子と机があるのですが机には引き出しがありません。 机にはLANの差込口があり、LANケーブルは机の奥の方にありました。 空調は風量を「OFF」「L」「M」「H」の切り替えだけで温度調節は出来ませんでしたが、特に不便な事はなかったです。 チェックアウトは朝10時で、朝食付きだったので、9時45分頃にチェックアウトを済ませてからレストラン「京わさび」に行きました。 「ビジネスホテル」という印象を持ってレストラン「京わさび」に行くと逆の意味で裏切られ、リゾートホテルと変わりのないレベルの食事処でした。 時間がギリギリだったので他に食事をしている人はおらず、2段のミニ重箱のおかず(鮭、玉子焼き、蒲鉾など)と、ごはんや漬物、納豆、海苔、飲み物などはバイキング形式でした。 総評としては、格安クーポンで利用できればお得で、通常料金で宿泊すれば平均的ではないでしょうか?(ネット予約でも安いプランがある様です) | |||||
アーバンホテル京都のフロント
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フロントの横の喫茶・軽食
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室内の様子「ベッドが横幅の半分以上、占めています」
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室内の奥から入口側を撮影
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9時45分頃、チェックアウト後、レストラン「京わさび」に行きました
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手前がごはんで向こうがおかゆ
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ごはんと納豆などを持ってくる
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2段のミニ重箱のおかず(鮭、玉子焼き、蒲鉾など)
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レストラン「京わさび」の様子
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こちらは半個室
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2015年02月02日
アーバンホテル京都に宿泊《朝食付きプラン》
2013年07月30日
9hナインアワーズ京都寺町(カプセルホテル)に試泊(2011.10.28)
テレビでは「近未来の宇宙船の様な雰囲気があり、外国人にも人気がある」と紹介していましたが、この時も外国人の宿泊客は多かったです。 フロントは24時間オープンで、24時間チェックイン、チェックアウトが出来ます。 館内は女性フロア、男性フロアに分かれています。(ニューハーフの人はどうする?) 館内にはシャワールーム、洗面所、荷物保管用のロッカーがあり、寝る所は上下2段にカプセルが並んだ部屋になり、ここでは会話だけでなく、咳やくしゃみも気を使う必要があります。 カプセルは通路との間がロールカーテンで仕切られているだけなので、音は通路、そして、他のカプセルにも聞こえます。 おそらく、出入り口が1つしかないので、地震などの災害で出入り口が塞がれると脱出ができなくなるので、硬い扉を取付ける事が出来ず、カーテンで仕切られているだけなのでしょう。 音の出る目覚まし時計を使う事は出来ないし、っしょに旅行している人と会話する時も1階のロビーに行く必要があります。 この時は格安クーポンを購入して宿泊しましたが、通常料金は表のパネルによると『基本料金(900円)+1時間毎(21時〜9時400円、9時〜21時300円)』と説明されており、21時から9時まで利用すると「900円+4800円=5700円」となり、ビジネスホテルと変わらない値段になってきます。 上手に利用する方法としては、チェックイン前、チェックイン後も荷物を預かってくれるそうなので、滞在時間を短く(寝るだけの時間に)した方が良いでしょう。 また、収容人数が多いので、満室になる事はほとんどないので「どうしても泊まる所がない時」などは便利でしょう。
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《9h(ナインアワーズ)》の入口と中のフロント
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1階フロント・ロビー「飲食や談話はここで〜他の場所では会話も出来ない」
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男性フロア、女性フロアに別れる
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荷物保管用のロッカー
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シャワールーム
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洗面所
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これが上下2段にカプセルが並んだ部屋
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カプセルの中
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カプセルの中から見た所 | ロールカーテンで仕切られるだけ
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カプセルの中にはテレビも何もないです」
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2009年09月24日
サンメンバーズ京都嵯峨
建物の古さや狭さは簡単には解決できない問題ですが、そのわかり何点か『工夫して努力している』という所が見られ、全体的に『努力している』という印象を持ちました。 まず、フロントとフロント係の工夫です。 どこかのホテルのようにお客によって区別するのではなく、ここではすべてのお客さんは座ってチェックインできます。 そして、フロントでは和服の女性が対応して、京都らしさを演出しています。 また、『嵐山嵯峨野めぐり』の案内マップや『今月のお祭などの案内』が客室に置かれていて、それなりにサービスに力を入れている努力が見られました。 最近、人気があるトロッコ電車のトロッコ嵯峨駅も歩いて10分余りの所にあり、嵐山の渡月橋も距離にして2km程で徒歩圏内で、北に歩いて10分ほどの所に広沢池もあり、エクシブ京都八瀬離宮と比べて近郊の観光スポットも多いので、この辺を有効に活用すれば十分に存在意義を発揮できるでしょう。 今回はデラックスルームで1人1泊4200円での宿泊でした。 デラックスルームは「ベッドルーム側」と「ソファー・テレビ側」に分かれていて、間に壁があります。スタンダードの部屋の2部屋分がデラックスルームの1部屋に改装したと思われ、デラックスルームではバスとトイレが一体になったユニットバスではなく、バスとトイレはセパレートでした。 結論としては、エクシブ京都八瀬離宮が出来たので、そちらにばかり目が向いているようですが、サンメンバーズ京都嵯峨の良さも再認識して良いかと思います。 | |||||||||
デラックスルームのベッドルーム側
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バスルーム
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トイレ
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日本料理 嵯峨
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茶房 らうんじ
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入り口横のソファー
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サンメンバーズ京都嵯峨の入り口
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隣は「嵯峨ニック(ボーリング&DIY)」だったが建て替えられて「D2」に
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街路樹の根元に咲いていた萩をバックにサンメンバーズ京都嵯峨
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2009年05月25日
八瀬遊園地の跡地《エクシブ京都八瀬離宮》
《八瀬遊園地》は1964年にオープンし、何回かリニュールして、名前も変えましたが、2001年11月30日に閉園して、その跡地にホテルが建てられ、2006年11月28日から営業しています。 「八瀬遊園地の跡地」という視点から表現すると「跡形もない」と言えます。 国道367号線から見た光景もずいぶん変わりました。 《八瀬遊園地》オープン当初は評判で、TVドラマなどにもよく登場した「50m円形プール」も今はありません。 京都新聞社のサイトに八瀬遊園地の昔の写真が紹介されていたので引用して紹介しておきます。 また、ほぼ同じアングルで写した現在の写真も紹介しておきます。(ずいぶん、雰囲気が変ってしまいました) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国道367号線から見た風景《川の右手にあったプールは今はない》
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島田紳助や明石家さんまが若手の頃、八瀬遊園地プールに営業に来た事を今でも話しのネタにしています。 同じ年に開園した伏見桃山城キャッスルランドも2003年1月31日に閉園しており、「時代の流れ」と言うものの、少し寂しい気はします。
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橋の向こう側の右手にあった《更衣室&レストランの建物》も今はない
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叡山(旧京福)電車の鉄橋
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プール跡地には和食レストラン
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まず、「離宮」という言葉には、本来、「皇居や王宮以外の地に定められた宮殿」という意味があります。 現存する「離宮」は「桂離宮」と「修学院離宮」だけで、過去には「二条離宮(現在の二条城)」「武庫離宮(現在の須磨離宮公園=神戸市)」「赤坂離宮(現在の迎賓館=東京都)」などがありますが「八瀬離宮」というのは歴史上、存在した事はありません。 (過去に「八瀬離宮」が存在し、その敷地や近くにホテルを建てる際に「地名」として「八瀬離宮」という名前を使うのは「よくある事」でしょうが、そうでないのなら誤解を招く恐れがあるでしょう) 「離宮と言える要素があるか?」と考えてみると、まず、宿泊するのは一般人で、経営も民間で「皇族」とは関係ありません。 また、「離宮」と言える日本古来の庭園や建物があるかと言えば、日本古来の庭園なら「池」「苔」「石(灯篭)」「砂利」などが中心となりますが、このホテルの中庭は「コンクリート造り」「人工の川」「左右対称の庭」で、これは「西洋風」「現代風」の庭ではないでしょうか? 「桂離宮」や「修学院離宮」なら申込めば無料で見学が出来ますが、このホテルではそういう対応もしていないようです。(《がんこ寿司二条苑》では旧角倉了以&山縣有朋の別邸の庭園を食事をしないでも無料で見学ができるのは「歴史遺産の共有」という意味で歓迎すべき対応と言えるでしょう)
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『離宮』という名前なのに、西洋風の庭がふさわしいでしょうか?
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このように考えてみると「離宮」と言える要素はなく、ただ単に「地方からの(あまり知識のない)観光客が喜びそうな名前を付けただけ」としか思えないです。
| 八瀬遊園地の開園の翌年に叡電(当時は京福)の駅名を「八瀬」から「八瀬遊園」に変更し、八瀬遊園地の閉園(閉園時は「森のゆうえんち」)の翌年、「八瀬比叡山口」に変更したが、駅名に「(八瀬)離宮」という言葉を使っていない事からも地元の人間は「離宮」という言葉を使うのはふさわしくないと考えているのかも知れません。
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レストランのオープンテラス
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温泉大浴場
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個人的には、せっかく、こんな山と木々に囲まれた場所に「離宮」という伝統ある名前のホテルを作るのなら「エアコンを(ガンガン)使うのが当り前」という雰囲気のホテルではなく、もっと「自然を大事にする」というホテルにして欲しかったと思います。 (例えば、水車による水力発電で館内の電力の一部を賄うとかですが、人工の川で水力発電をしてもメリットはないかも知れません) 【追記】 エクシブ八瀬付近の食事処等については《八瀬の散策レポート》を参考にして下さい。 【追記−紅葉の瑠璃光院はお勧め】 エクシブ京都八瀬離宮から木の橋を渡って徒歩数分の所(場所はこの辺)にある紅葉の時期の瑠璃光院はお勧めです。紅葉の時期は例年なら11月後半でしょう。
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《おまけ》瑠璃光院の紅葉<2010.11.23 撮影>
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2008年10月22日
《あずきや》都ホテルの前の小さな宿
《あずきや》のHPにも「あずきやは昔の町家に泊まっていただくお宿です」と説明されている通り、「昔の町家」の形を残して補修して宿にしており、大きな看板がかかっている訳でもないので気を付けないと見落としてしまいそうな外観です。 また、1階と2階の1組2〜3人づつ計2組のお客か、1戸貸切かの利用で、1日に数人しか宿泊できません。 しかし、女性や外人客に人気があり、予約は取りにくいとの事です。 素泊りで1名1泊5500円(2名から7名まで)、朝食1000円で「そんなものかな?」という料金ではないかと思います。 | |||
《あずきや》の小さな看板は掛かっています
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外観は普通の町屋です《街路樹(ハナミズキ)の紅葉が始まっています》
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2008年08月12日
「ウェスティン都ホテル京都」と「蹴上浄水場」
蹴上に京都の老舗のホテルの一つである「ウェスティン都ホテル京都」があります。
今はホテル名は「ウェスティン都ホテル京都」ですが、昔は「都ホテル」でした。
その後、あちこちに「都ホテル」を作ったので「都ホテル京都」となり、2002年4月から業務提携により「ウェスティン都ホテル京都」と変更して、外国人向けの予約ネットワークを充実させて外国人宿泊客が増え、稼働率も(60%から80%に)アップしたとの事です。
地元京都の人にとっては「都ホテル」のブランドイメージは高いですが世界的には「ウェスティン」の知名度の方が高いのかも知れません。
「ウェスティン都ホテル京都」の場所はこの辺です。 「ウェスティン都ホテル京都」の予約はこちらからできます。 (大人1人あたり:5,100〜84,735円。総客室数:501室【シングル 12室】【ダブル 50室】【ツイン 256室】【和室 21室】【和洋室 2室】【スイート 13室】【その他 11室】。スイートルームは値段が高いですが普通の人が利用できる料金の部屋もあります) | |
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「ウェスティン都ホテル京都」の南東隣に「蹴上浄水場」があります。
蹴上は「ウェスティン都ホテル京都」と「蹴上浄水場」が景観を損なわないように建てられています。「蹴上浄水場」も昔は壁に囲まれていましたが今は中がよく見えるように格子の塀になっています。
蹴上浄水場は琵琶湖から京都に水を供給する為の第二疎水が完成後、市内に安定して水道水を供給する為に明治45年に出来きました。 都ホテルが出来たのが明治33年(1900年)で、蹴上浄水場が出来たのが明治45年(1912年)なので「都ホテル」の方が先に出来ています。 蹴上には疎水を利用した水力発電所や舟で琵琶湖まで行く乗舟場などがあり、市電(当時は京都電気鉄道)が蹴上まで走っていた事もあり、賑わっていたそうです。 (こちらのページで古い写真を紹介していますが、右上の建物が発電所で、その手前にある黒い乗り物が市電です) 斜面に植えられているのは「つつじ」で毎年5月にはつつじの一般公開が行なわれます。また、つつじが咲いている時の写真も撮って紹介したいと思います。 蹴上浄水場の場所はこの辺です。 | |
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