2009年07月06日

山田松香木店《匂袋作りセット 2100円》

《山田松香木店》

店内の様子

 《山田松香木店》に立ち寄ってみました。 京都御所の近くですが表通りに面していないので少し場所はわかりにくいです。 住所としては室町出水下がる西側で、室町通は烏丸通の一筋西の通りで、平安女学院と護王神社の間あたりになります。 車で行く場合、室町通は南行き一方通行なので、護王神社の方から南下すれば良いでしょう。 《山田松香木店》の場所はこの辺です。

 寛政8年(1796年)で薬種業から香木・香原料の選別及び加工を始め、その後、香原料を基にお香やお線香の製造を始めて、伝統を継承する共に時代にマッチした商品も意欲的に取り組んでいる。

 店内は女性店員が3〜4人いて、お客も3〜4人いて、店内は静かでした。 途中、お坊さんのお客さんも入ってきました。 店内には伝統的なお香や香木と共に新しいデザインのギフト用の匂い袋のセットなども置いていました。

伝統的なお香や香木

新しいデザインのお土産用のセット

 「香り遊び 手作り匂袋セット 税込2100円」が目当てだったので、これを買いました。 9種類の香原料(白檀、丁字、龍脳、桂皮、大茴香、山奈、カッ香、甘松、栂)と「調合香」「調合用お椀」「スプーン」「簡単な説明書」などがセットになっていて、自分で調合に挑戦する事ができます。
 しかし、混ぜると印象が変わったり、近くでは「きつい匂い」でも、かすかに匂うと心地良かったり、経験や勘が必要のようで、「調合香」はお店で売っている「匂いの元」なので、最初は「調合香」から試した方が無難なようです。
 「匂袋作り体験」や「オーダーメイド・匂香のお誂え」などもやっていて初心者も気軽に体験できる企画もあるそうです。

香り遊び 匂袋作りセット(税込2100円)

花京香 文香 3月
花京香 文香 3月
特価:315円(税込)



匂い袋 手作りキット
特価:2100円(税込)
白檀玉(びゃくだんだま)  携帯ストラップ
白檀玉 携帯ストラップ
特価:735円(税込)

お手軽な値段の商品がインターネット通販でも買えます

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2009年07月03日

石黒香舗《にほひ袋の専門店》

石黒香舗《にほひ袋の専門店》

店内の様子

 全国唯一の《にほひ袋の専門店》で、安政2年(1855年)創業の《石黒香舗》に立ち寄ってみました。

 《石黒香舗》の場所は三条柳馬場西入る南側でこの辺です。 三条柳馬場の東南角に「YMCA」があるので、そこから西に交差点を渡って数軒目で「にほひ袋」の看板を目印に探せば良いですが、ただ歩いていると見過ごしてしまいそうな小さなお店です。

 ショーウィンドウを覗くと「朝顔」「ひまわり」「天女」「うちわ」の形をした「匂ひ袋部屋用」が展示されていますが、その値段が「5250円」とか書かれていて、ちょっと躊躇しますが、店内には安い物もあるとHPで紹介されていたので中に入りました。

 店の中も狭いですが奥で匂い袋の調合をしてくれるようです。 店を入った左側のショーケースの中には、犬や鳥などの匂ひ袋が展示されていて、中には1万円を超える物もありました。 店を入った右側のショーケースの中には、千円前後、数百円の匂ひ袋もあります。

ショーウィンドウの匂ひ袋部屋用

店を入って左側のショーケース

店を入って右側のショーケース

 今日は「詰め替え用 並香50g 1050円」を買いました。 匂ひ袋は2〜3ヶ月から2年ほど香りはするので、その後の詰め替え用と自作の袋で手軽に匂ひ袋を楽しみたい人に向いていると思います。
 「詰め替え用」も「並香50g 1050円」「特製香50g 2993円」「納品香10g 1785円」とあるので色々試してみるつもりです。

詰め替え用(サンプルは「並香100g」)

購入した《並香50g 1050円》

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2009年07月02日

鳩居堂《和文具と香》

《鳩居堂》

南側出入り口

透し団扇(税込12,600円他)

 『鳩居堂(きゅうきょどう)』という名前を聞いた事があるでしょうか?  「日本一、地価の高い所」として「鳩居堂前」として言葉を聞いた事がある人は多いと思います。 それでは、どんなお店か、ご存知でしょうか?

 創業は寛文3年(1663年)に薬種商《鳩居堂》を始めて、薬種の原料が「香」と共通する所から薫香線香の製造が始め、薬種原料の輸入先である中国より書画用文具の輸入販売も始めた。 古くから宮中御用達で明治維新により天皇が東京に行った事により明治13年に銀座に東京出張所を解説しました。 鳩居堂は、製造部門の《鳩居堂製造株式会社》、販売部門の《株式会社京都鳩居堂》《株式会社東京鳩居堂》の3社体制で、京都にも東京にも本店があります。

 京都鳩居堂本店は寺町御池下る東側のこの辺です。 前の通りは人通りもほどほどで店の中に入っている人も多いので店の中には入りやすいです。 しかし、南出入り口から入って右手に「透し団扇(税込12,600円)」などの値段の商品が並んでいました。 入り口で、こんなのを見ると「他に、どんな高いのがあるのだろう」という興味が出てくるものです。

 奥に入ると書道の筆が12,600円、太い筆が31,500円と並んでいました。 墨は、10,500円、21,000円、29,400円とあり、どうせ買わないので「もっと高いのはないのか?」という興味で見ていました。

書道の筆(12,600円他)

太い筆(31,500円他)

墨も、色々、並んでいました

店内の様子(和文具のコーナー)

 「香」関係では、《巾着形にほひ袋》が1個税込630円、税込525円とお手軽な値段で売っていて、《にほひ袋の箱入りセット》も「5個入り」「10個入り」で「1個の値段x個数」の値段で売っていました。 お香も色々並んでいました。

にほひ袋の箱入りセット

巾着形にほひ袋(630円)

防虫香 大和錦(1,365円)

お香も各種取り揃え

posted by 京都情報 at 23:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 伝統の香りのお店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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