2012年07月07日

建仁寺の塔頭《両足院》の《半夏生》(2012.7.5)

《半夏生の庭園特別公開》の案内

《両足院》の入口

 建仁寺の塔頭《両足院》の《半夏生(はんげしょう)》を見に行ってきました。 《両足院》の場所は《建仁寺》の東のこの辺で、以前、《狛寅》と《寅市》で紹介した事がありますが、《半夏生》が咲いている庭園は、この南側になります。
 実は昨年も《半夏生》を撮影する為に《両足院》に来たのですが、拝観料を払って、中に入った所でデジタルカメラのバッテリーが切れてしまって、《半夏生》の写真を1枚も撮るす事が出来なかったので紹介できませんでした。
 《半夏生(はんげしょう)》というのは暦の呼び方の1つで「かつては夏至から数えて11日目、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている」で、この頃に「烏柄杓という薬草の葉が半分白くなって半分化粧をしている様に見えるので半化粧(はんげしょう)」と草の呼び名にもなったとの事です。(彼岸の頃に咲くので《彼岸花》と言うのと同じようなものでしょうか?)
 遠くから見て白く見えるのは葉が白くなったもので、「ガマの穂」の様に真ん中から白く出ているのが花だそうです。 また、葉が白くなるのは上から3枚だけで、また、この時期を過ぎると葉は緑色に戻るそうです。

入口を入って中庭を通って向こうの入口で拝観料(大人600円)を払う

建物を入った所「このあたりには《半夏生》は見当たらない」

入った所で説明を聞きます

向こうに《半夏生》が見えてくる

上の3枚の葉が白くなっていて、白い「ガマの穂」の様なのが花です

【動画】両足院の池のまわりの半夏生

池のまわりの《半夏生》と向こうに茶室

小雨が降っていたので池に雨粒が落ちた所が見えます

【動画】両足院の池のまわりの半夏生「説明の声も収録」

奥の部屋に座って池の入口方向と《半夏生》を撮影

《半夏生》をアップで撮影「バックに松の木と池」

中庭

坪庭



posted by 京都情報 at 02:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花の咲いている風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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