2011年09月18日

白山神社の秋の大祭(2011.9.18)

白山神社の鳥居の前でお神輿が出発する所

出発を待つお神輿

白山神社の秋の大祭の案内のポスター

 白山神社の秋の大祭に行ってきました。 「白山神社」の場所は京都市役所の西のこの辺です。
 平家一門が権勢を振るった平安時代末期、加賀国(現在の石川県)の白山神社の第八社で平家の武将が乱暴狼藉(ろうぜき)をはたらき、怒った僧らが加賀一の宮の神輿三基を持って京の内裏まで押し寄せた。 しかし、公卿には取り合ってもらえず、一行は武士にけちらかされ、逃げる際、麸屋町通押小路辺りで神輿が動かなくなり放置して立ち去り、その場所で神輿を祭ったのが神社の始まりとされています。 しかし、何度かの大火で当時のお神輿は消失してしまったとの事です。 また、後桜町天皇(1737-74)が歯痛で苦しまれたが、この神社で箸と神塩をうけ、たちどころになおったと記録にあって、歯痛祈願に遠くからのお参りする人もいます。
 事前に調べた所、お祭は一列に行列をするのではなく、いくつかに分かれて各町内を回るようなので、午後2時頃に白山神社に行くとちょうど一基のお神輿が出発する所でした。神主さんによる神事が行われた後、お神輿は鳥居の前で差し上げられて各町内に向かいました。
 お神輿が出発した後、境内に入ってみました。一時はかなり広かったそうですが、今はこじんまりとした神社です。 井戸の横にある手水舎には「水質が悪くならない様に水をポタポタと流しています」と書いてあり、この井戸は涸れていないのかも知れません。
 午後2時15分頃、お稚児さんの行列と子供神輿が戻ってきました。 子供たちはお菓子をもらって解散。
 その後、午後2時25分頃、お神輿が戻ってきました。 これは午後2時頃に出発したお神輿が戻って来たのにしては早すぎるので「違うお神輿」と思い込んでいたのですが、後で写真で飾りなどを確認しても「違い」を見つける事ができなかったので、30分足らずで戻ってきたのかも知れません。

お神輿の出発です

鳥居の前で差し上げてから各町内に向かいます

【動画】白山神社秋の大祭でお神輿が出発する所(2011.9.18)

白山神社の駒札

鳥居をくぐると正面に社務所

白山神社の本殿

鳥居の左側に手水舎

手水舎の奥に末社

お稚児さんの行列と子供神輿が御池通りを渡って戻ってきました

【動画】白山神社秋の大祭で子供神輿が到着する所

子供神輿が戻ってきました

子供たちはお菓子をもらって解散

午後2時25分頃、お神輿が戻ってきました

【動画】白山神社秋の大祭でお神輿が到着する所

お神輿が白山神社の鳥居の前に到着

posted by 京都情報 at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 9月のお祭や行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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