2010年09月07日

松尾大社(亀の井)《京都のおいしい水 第18回》

「八朔祭」で賑わう《松尾大社》

《松尾大社》の楼門

全硬度《20》

 《松尾大社》の「亀の井」は京都三名水といわれていて、《松尾大社》は日本第一の醸造の祖神として有名で、ここの湧き水をお酒に加えると腐らないといわれています。 また、「亀の井」の水が酒に変わったという逸話もあり、全国の酒造家や醤油、味噌、酢等の製造や販売業者から格別な尊崇を受けています。
 今回は、「八朔祭」の帰りに「亀の井」の水も汲んできました。1年ほど前にも「美味しい水」として紹介しようと思って水を汲んできたのですが水温などのデータを取らなかったので紹介しなかったですが、今回はデータを取ってきたので紹介します。 《松尾大社》の「亀の井」の場所はこの辺です。
 《松尾大社》の「一の鳥居」「二の鳥居」「楼門」をくぐると右手に亀の像がある手水舎があり、これが「亀の井」です。

 全硬度は《20》ほど、水温は23.8℃ほど、外気温は31.1℃ほど、pHは7.1ほどでした(pHは7.0が中性なので、ほぼ中性です)。 湧き水や井戸水にしては水温はやや高い目ですが、これは今年の暑さのおかげで夏の終わりになり、地温も少し上昇しているのかも知れません。

 境内には「お酒の資料館(入場無料)」があり、お酒造りの様子を紹介しているので1年前に撮った写真で少し紹介します。 また、《松尾大社》は山吹も有名なので山吹が咲いている頃の写真も紹介しておきます。

楼門をくぐると右手に手水舎「亀の井」

亀の口から流れ出している水(これが美味しい水)

手水舎の横にある撫で亀さん

「八朔祭」であたりはライトアップ

《松尾大社》の本殿

「お酒の資料館(入場無料)」1年前に撮った写真を紹介

「お酒の資料館」の中ではお酒の造り方の展示

最後に山吹が咲いている頃の写真を紹介(2010.4.21 撮影)

 《京都のおいしい水》シリーズで紹介している判断基準を紹介しておきます。

・特に断りなしに2〜4リットル程度の水なら自由に汲んで持って帰れる。
・(お賽銭以外)特に料金はかからない。
・近所の人も水を汲んで持って帰っているという噂がある(飲用可を保証するものではありません)。

 従って、『名水』と言われている中でも『現在、飲用不可』となっているものがあるので、事前事後に調べて『飲用不可』とわかったものは除外しています。 しかし、ここで紹介したからと言って『飲用可』を保証したものではありませんし、「井戸水や湧き水は沸かしてから飲んだ方が良い」とも言われており、その様な注意書きがある場所もあるので、その辺も自己責任で判断して下さい。 また、拝観料を払わないと水を汲めない所も除外しています。

《京都のおいしい水》の地図

より大きな地図で 京都のおいしい水 を表示


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posted by 京都情報 at 19:56 | Comment(1) | TrackBack(0) | 京都のおいしい水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「亀の井」は、手水舎のことではありません。
本殿より少し奥に入ったところにある「霊亀の滝」のそばにある湧き水のことで、石造りの亀の口から水を出しています。
Posted by at 2017年03月25日 20:54
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