2010年07月21日

祇園祭の《月鉾》(2010.7.16&17)

宵山の《月鉾》

 《月鉾》の7月16日の宵山と7月17日の山鉾巡行の様子を紹介します。 《月鉾》の場所は四条の室町と新町の間のこの辺です。

 古事記によると「伊弉諾尊」が黄泉の国から戻り、禊祓いをされた時、左眼を洗って「天照大神」が生まれ、右眼を洗って「月読尊」が生まれ、その後、鼻を洗って「素戔鳴尊」を生まれました。
 「月読尊」は夜を支配した神ですが、水徳の神でもあり、《月鉾》は、この故事に由来します。 《月鉾》の先には、横約40センチ、上下約24センチの金色の三日月が取り付けられています。

 7月16日の宵山では《月鉾》に上がる為の長い行列が出来ていて、『月鉾拝観列最後尾』という看板も出ていました。 7月14日と15日の宵山は雨模様だったので、14日か15日に来るつもりだった人が16日に来て、多くの人出になったのかも知れません。 「月鉾拝観券又は、月鉾オリジナルグッズをお持ちの方のみ、お並び下さい」と書いてあったので、何か買えば鉾に上がれるようです。 長い行札に並ぶのは好きではないので、次の山鉾を見学する為に移動しました。

『月鉾拝観列最後尾』の案内

《月鉾》の様子

宵山の《月鉾》

月鉾が河原町御池に到着する所

 7月17日の山鉾巡行は、まず、河原町御池で見学しましたが、ちょうど、月鉾が到着する所でした。 そして、河原町御池を曲がる辻回しが行なわれました。 ちょうど、河原町御池に着いた時に月鉾が到着したので、撮影場所がどこが良いか探しながら撮影したので辻回しの動画を撮ったのですが、あまり良いタイミングで撮影する事は出来ませんでした。
 その後、鉾の到着の様子を撮影する為に、四条室町あたりに移動したのですが、他の鉾を撮影していたので、月鉾は到着した後しか撮影できませんでした。

月鉾が河原町御池に到着する所

月鉾が河原町御池を辻回しする所

月鉾が出発した所に到着した後

月鉾が到着して片づけを始める所



posted by 京都情報 at 22:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 7月のお祭や行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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