長建寺の前は川になっていて観光用の《十石舟》乗り場になっています。 現在は長建寺の前の川は琵琶湖疎水の水が流れていますが、疎水ができる前、坂本龍馬の頃は、どうなっていたのでしょう(後で調べてわかったら追記します)。 このあたり(伏見港)は豊臣秀吉が伏見桃山城を築く際の物資の運搬用として発展したとの事です。 長建寺の山門は中国風でちょっと変わっています。 「建築学上貴重な門です」という説明文もありました。 山門をくぐってまっすぐ歩いて突き当たりが本堂で、本堂の左側に手水鉢があり、この手水鉢に注ぎ込んでいる水が《閼伽水》です。 この水は本尊である八襞辨財天(はぴべんざいてん)という8本の腕を持った音楽・財富・智恵・延命を司る弁天様にお供えする水として大切にされています。 前回から測定を始めた全硬度《50〜100》です。 水温は21.6℃ほど、外気温は30.7℃ほど、pHは6.6ほどでした。(pHは7.0が中性なので、やや酸性です) 同じ伏見でも《大黒寺(金運清水)》は『全硬度《20〜50》 』『19.5℃(外気温は34.1℃)』『pH6.3』で、測定値が測定誤差と思われない程、大きく違うので、別の水源と思われます。 | |||||||
《長建寺》の駒札
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《長建寺》の山門の説明
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《長建寺》の本堂に続く道と新緑の楓
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境内に咲いていた紫陽花
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《長建寺》の本堂
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長建寺《閼伽水》(本堂の左側の手水鉢に注ぎ込む水)
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手水鉢に注ぎ込む《閼伽水》
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手水鉢の横の《カエル》の石
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・特に断りなしに2〜4リットル程度の水なら自由に汲んで持って帰れる。
・(お賽銭以外)特に料金はかからない。
・近所の人も水を汲んで持って帰っているという噂がある(飲用可を保証するものではありません)。
従って、『名水』と言われている中でも『現在、飲用不可』となっているものがあるので、事前事後に調べて『飲用不可』とわかったものは除外しています。 しかし、ここで紹介したからと言って『飲用可』を保証したものではありませんし、「井戸水や湧き水は沸かしてから飲んだ方が良い」とも言われており、その様な注意書きがある場所もあるので、その辺も自己責任で判断して下さい。 また、拝観料を払わないと水を汲めない所も除外しています。
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