ここは慶長16年(1611年)、角倉了以の別邸として建てられ、山縣有朋の別邸となった事もあり、戦後、呉服の展示会などの貸し会場として使われていましたが、建物が取り壊されるという話もあり、《がんこ》が買収して《がんこ高瀬川二条苑》として営業しています。 《がんこ高瀬川二条苑》の場所は二条木屋町を少し下がったこの辺で、東側は鴨川に面しています。 店頭にお昼のメニューの立て看板があり、値段を見ると大衆的なイメージですが、門を入ると千円程度でランチを食べるお店とは少し雰囲気が違ってきます。 中に入って「ランチ、x名、よろしいですか?」と言うと名前を聞かれました。 そして、靴を脱いで上がると「お履物を下駄箱にお願いします」と言われました。 この辺は始めて行くと要領がわからず、少し戸惑います。 待っている間に庭の写真を撮っていると3枚ほど写真を撮った所で、名前を呼ばれて席に案内されました。 メニューを見て「寿司定食(花)ざるそば 税込み924円」を注文しました。 8分ほどで注文の品物は出てきました。 お寿司も美味しく、ざるそばもシコシコとしていて美味しかったです。 普通、この程度の値段のレストランなら、さっさと食べて、さっさと帰る所ですが、ここではお琴の曲も流れて、時間がゆったりと流れている感じで、ゆっくりと食べるのがマナーのような気がして、庭を眺めながら、ゆっくりと食べました。 この庭は食事をしなくても店員が無料で案内してくれます。 食事をしている時も外人3人組が庭を散歩していました。 のんびりと食事をしてから帰りにレジで支払いをするとサービス料が10%加算されて1016円でした。 帰りは下駄箱から靴を出してくれて、写真のように玄関で「ありがとうございました」と言って見送ってくれました。 店員の接客マナー・教育も行き届いていて、この値段で、このような対応をしてくれる所はちょっとないと思います。女性店員はみんな和服でした。 お手軽な値段で、ちょっと気の利いたサービスを味わえるという意味でもお薦めです。 ランチメニューは11時から16時までです。 | |||||||||||||
『角倉了以別邸跡』の石碑
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門を入った所
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《がんこ高瀬川二条苑》の玄関(この辺から少し敷居が高くなる感じです)
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玄関を上がって左側の下駄箱
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待っている間に庭を撮影
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暑い時や寒い時の事を考えて室内から庭が見えるようになっています
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案内された席から見た室内(窓から庭も見えます)
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案内された席から見た室内(趣のある家具やインテリア)
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メニュー(「寿司定食(花)ざるそば」を注文)
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寿司定食(花)ざるそば(ざるではないですが・・・)
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《お寿司》だけを撮影
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《ざるそば》だけを撮影 (楓の若葉が1枚乗っています)
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帰りに支払い
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帰りは下駄箱から靴を出してくれました
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2010年06月03日
がんこ高瀬川二条苑《昼・寿司定食(花)ざるそば 1016円》
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今度京都に行くので参考にさせていただきました。
1000円でランチが食べれるなんていいですね〜
行ってみます!
この情報無ければ行こうともしなかったな〜ありがとうございます。
お役に立てれば光栄です。
レポートにも書きましたが、表の雰囲気や看板は
「大衆的な」感じですが、玄関の前まで来ると
少し敷居が高い感じになりますが、思い切って
中に入ってみて下さい。
そして、玄関で靴を脱いで上がったら左手の下駄箱に
靴を入れて「一見さんじゃないよ」という顔をして下さい。
土日はやはり混むかも知れないので
ランチメニューは11時から16時までなので
少し時間をずらした方が良いかも知れません。
もし、ご面倒でなければ、利用後(混んでいた等)
簡単なレポートでもいただけると次に利用する人の
参考になるかと思うので有難いです。
Pandaさんにご紹介いただいて
立ち寄らせていただきました。
がんこ高瀬川、ホテルフジタ京都に
滞在中、いつも気になっておりました。
たしかに表から見ると大衆的なイメージが
あったのですが、一歩踏み込むと
また違うのですね(*^-^)
解けなかった問題が解決したようで
すっきりしました。
ランチもお手頃ですね♪