2010年01月15日

木下大サーカス《伏見桃山城運動公園》(2010.1.15)

伏見桃山城運動公園に向かう途中
(前の公演を見て帰る車の渋滞)

《木下大サーカス》
《木下大サーカス》

テントの中に入る入り口

 木下大サーカス【京都公演《伏見桃山城運動公園》】に行ってきました。 何年か前は梅小路公園で公演をしていましたが、今回は伏見桃山城運動公園での公演です。 伏見桃山城運動公園の場所はこの辺で、案内図にも丹波橋駅から徒歩約20分と書いてあり、少し交通の便は悪いです。 大きな駐車場はありますが帰りは一度に多くの人が帰宅するので道は混みます。(駐車場は800台分、1回3時間300円)
 木下サーカスは、本来、「撮影禁止」ですが「写真コンテストに応募します」と言って、入り口で申込書に記入すれば撮影できます。 しかし、公演中は場内は暗いのでブレてうまく写すのは難しいです。 テントなので自然光で中は明るいのかと思ったら、遮光してテント内はライトで照らしていました。
 場内の整理や案内は若い男女の団員が行なっていましたが、出演者の半分以上は外国人でした。 木下サーカスは世界三大サーカスの1つと言われており、一流の質を維持する為には外国人の採用も必要なのかも知れません。
 まず、感じたのは、軽快な音楽に乗って、テンポ良くプログラムが進められ、『ショーアップ』を意識していました。 空中ブランコも左右の両方からブランコに乗り、マンネリ化しないように新しい試みが行なわれていると感じました。
 少し残念だったのは西洋風の出し物ばかりで日本古来の芸をアレンジものがなかった事です。 例えば、今でも一部の消防の出初式でやっている火消しの伝統芸である「はしご登り」などがあっても良いのではないかと考えました。
 今回は金曜日の15時50分からの公演でやや寒かった事もあり、一般席は7〜8割、追加料金席は2〜3割程の入りで混んでいなかったので、一般席の前から2列目に座れ、それなりに見えて楽しめましたが、空中ブランコだけは中央の追加料金席(800〜2000円)でないとネットが邪魔でよく見えなし、全体を見る事はできないです。

場内の様子(客席数は千人位でしょうか?)

ロープから下がって演技

椅子を積み上げて演技

シマウマの演技

キリンも登場(やはり大きいです)

目玉の1つの「空中大車輪」(回転する輪の中や輪の外で演技)

虎とライオン(ライガー)の演技

虎とライオン(ライガー)のポーズを決める所

象さんの登場

象さんのポーズが決まった所

空中ブランコ(ネットでよく見えない)

エンディング

《伏見桃山城》
《伏見桃山城》

 伏見桃山城運動公園は1964年に伏見桃山城キャッスルランドとしてオープンして、2003年1月末に閉園した跡地です。
 伏見城は文禄3年(1594年)に豊臣秀吉が晩年の居城として建築し、晩年はここで暮らしましたが、慶長5年(1600年)の関が原の合戦の際、伏見城は焼失しています。(この時の伏見城の床は養源院や正伝寺に血天井として残されています)
 豊臣秀吉が死んだのは1598年なので、豊臣秀吉が実際に伏見城に住んだのは4年程で、伏見城も6年程の運命という事になります。(2年後、徳川家康が再建し、近畿における徳川家の本拠としています)
 現在の伏見桃山城は1964年に伏見桃山城キャッスルランドと共に建てられたもので、現在は安全上の問題から、建物内には入れず。今後、取り壊されるかどうか、まだ、決まっていないという事なので帰りに写真を撮ってきました。
 伏見桃山城運動公園はこういう状態なので周辺にこれといった食事処はありません。 大手筋商店街には色々な食事処はあるので行き帰りに電車を利用する人は「(近鉄&京阪)丹波橋」ではなく、「京阪伏見桃山」「近鉄桃山御陵前」を利用して大手筋商店街で食事をれば良いでしょう。

《伏見桃山城》
ライトアップされた《伏見桃山城》

《プレゼント》(この件は終了しました)
 通常、当日券2800円(子供1800円)、前売券2500円(子供1500円)ですが、1000円で入場できる割引券2枚が余ったので、先着1名の方に2枚を(送料も)無料でプレゼントします。但し、「タダなら貰っておこう」という人ではなく、「行きたいので欲しい」という人にプレゼントしたいので、一応、「行った後、ここのコメント欄に感想を書く」という条件を付けたいと思います。 「休演日:1/20、2/3、2/10、2/17、と毎週木曜日、但し、2/11の木曜日は開演」で、3月1日まで公演。
 平日に行く人は千円以下で平日招待券が手に入ると思われるので、土日祝に行く人向きです。 希望の方はこちらまで連絡を下さい。
(この件は終了しました。コメント欄に行った時の様子を紹介してもらっていますので、こちらも参考にして下さい)

posted by 京都情報 at 22:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | イベントのレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
チケット、ありがとうございました。楽しませて頂きました。
一部のトリの大車輪、素晴らしかったですね。着地で不安定になるのは、見ている側をハラハラさせる演技なのでしょうか。虎とライオンのショーですが、あの猛獣が人間の指示に従ってる時点であり得ない光景を見た感覚で興奮しました。ポーズを決める所では、言うこと聞かないライオンがムチで打たれて・・・ガオガオ吠えながらもちゃんと従って。ライオン達の逆襲に合わないか心配しましたが、ちゃんと躾られているんですね。後、印象に残っているのがバイクの演技。3台のバイクが小さい円球の中で走り回って。円球の中には2人の人がいて、その周りをぐるぐると。計算された演技でしたね。
土曜日の15時50分の公演に行ったのですが、一般席、追加料金席共にほぼ満席でした。時間ギリギリに着いてしまったので、一般席の見にくい場所しか残っていなかったのですが、十分楽しむことが出来ました。
Posted by at 2010年01月31日 22:18
余った券が有効に使われて良かったです。
また、感想のコメントを有難うございます。
私の説明文では不十分だった所も説明してもらい、
様子がよく伝わったのではないかと思います。
「空中大車輪」は「プロなので失敗する事はないだろう」
と冷めた目で見ていても「ひやっ」としますね。
球形の中でバイクが回る演技はうまく写真も写って
いなかったので説明文でも省略しましたが、
2台のバイクなら、まだ、出来そうな気がしますが、
3台のバイクが縦回りと横回りで交差するのは
見ていて「ヒヤヒヤ」しますね。
Posted by Kyoto Report at 2010年01月31日 23:47
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック