2010年01月17日

三十三間堂の《大的大会(通し矢)》(2010.1.17)

三十三間堂の入り口

 三十三間堂の《大的大会》は江戸時代の「通し矢」にちなんだ大会で、以前は「成人の日」に行なわれていました。 この日は拝観料が無料(いつもは大人600円)という事もあり、行ってきました。 三十三間堂で場所はこの辺で、京都駅から徒歩十数分の所にあります。
 三十三間堂の境内に入ると本堂の東側には露店が並んでいました。 本堂の東側を散策した後、本堂を参拝してから(堂内は撮影不可)、西側の《大的大会》の会場に行きました。

境内に入ると露店が並んでいました

手水舎の水は《夜泣腺》として有名ですが今は『飲めません』という表示

本堂東側が臨時駐車場に

三十三間堂の本堂

【動画】三十三間堂の《大的大会》

 本堂の西側が《大的大会》の会場になっています。 会場の東側と西側から観覧でき、まず、東側の廊下から観覧しましたが、こちらはスペースが狭く、行列が出来ていて、ゆっくり観覧する事は出来なかったので、その後、西側の観覧席に移動しました。 西側の観覧席も人は多かったですがスペースは広かったです。
 《大的大会》を《通し矢》と言う事がありますが(三十三間堂の公式のHPでもわかりやすいように《通し矢》をいう言葉を使っています)、江戸時代に行われていた《通し矢》は三十三間堂の縁上で、夕方から翌日の夕方まで24時間、もしくは、日中か夜間の12時間に、約120mの距離を射通した本数を競い合うもので、紀州藩の和佐大八郎が13053本中8133本を射通したという記録があるそうです。 現在、行われている《大的大会》は60mの弓道競技の「遠的」の射程です。

東側の廊下からの観覧(こちらはスペースが狭く、行列が出来ていました)

三十三間堂の《大的大会》的まで60m

西側の観覧席の案内

的のアップ(なかなか中心に当たらない)

デジタルズームで撮影(デジタルズームでは画質が落ちます)

観客は多かったです

後方から撮影

posted by 京都情報 at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 1月のお祭や行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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