2009年11月28日

正伝寺《比叡山の借景・血天井・紅葉》(2009.11.28)

正伝寺の山門

山門付近から見た比叡山

 《正伝寺》に行ってきました。 実は11月12日にも正伝寺に行こうと思って行ったのですが、場所がわからず、引き返してきましたが、「こんな所にもお寺があるのか?」と思って入り口の写真を撮っていたのですが、それが正伝寺でした。 入り口の石碑には「吉祥山 正伝護国禅寺」と書いてあり、お寺の名前が「うろ覚え」だったので、これが正伝寺だと気がつきませんでした。
 正伝寺の入り口(山門)はこの辺ですが、そこから長い坂道の参道が続き、正伝寺の本堂はこの辺にあります。
 「比叡山の借景」といえば《円通寺》が有名ですが、正伝寺は円通寺より東に3kmくらい離れています。 山門付近から見た比叡山は、かなり民家に隠れています。
 長い坂道と階段を上がった所に正伝寺の本堂があり、拝観料300円を払って、中に入った左手が比叡山の借景の庭です。 最初に庭を見た印象は「円通寺の庭と比べて小さい」という感じです。
【追記】
 2010,4,1 より本殿の屋根の葺替の為、拝観料は大人300円から大人400円に値上げされています。

長い坂道と階段の上に正伝寺

正伝寺の本堂

拝観料大人300円

比叡山の借景の庭園

庭の全貌

紅葉の見える角度から比叡山を撮影

比叡山をズームで撮影

さらに比叡山をズームで撮影

正伝寺の庭の広縁の天井

 正伝寺の庭の広縁の天井は、1600年(慶長5年)、関ヶ原の戦いの直前、徳川家康は会津の上杉景勝討伐に向かう為、留守居として鳥居元忠以下1200余名が伏見城を守っていましたが、機会を待っていた石田三成の軍勢9万が伏見城を攻撃し、落城の際、鳥居元忠ら380名以上が自刃し、鳥居元忠らの遺骸は関ヶ原の戦いが終わるまで約2ヶ月もの間、伏見城に放置され、その血痕や顔や鎧のあとが縁側の板に染み付き、いくら拭いても洗っても落ちず、そこで縁側からその板を外し、供養の為に寺に移したもので、『血天井』と言われています。
 『血天井』は正伝寺の他に、鷹ヶ峰の麓にある「源光庵」、三十三間堂の近くにある「養源院」、大原の「宝泉院」、宇治の「興聖寺」、八幡の「神応寺」などに残されています。

正伝寺の鐘付近の菊と紅葉

帰り道の階段の紅葉



posted by 京都情報 at 22:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | お寺や神社の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by 禅文化研究所 at 2011年11月08日 18:06
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