岩屋山志明院を目指して加茂川沿いに北山杉をぬって上ってゆくと、途中、河原でいくつかのグループがキャンプをしていました。 山道の中、所々に人家があるような道を走っていると、急に今までの風景には似合わない立派な旅館があらわれ、そのまま旅館の横をまっすぐ行くと、先は何もない山道で、道を間違ったようなので、引き返すと看板があり、旅館(洛雲荘)の手前の道を左折しないといけない事がわかりました。 「岩屋山志明院1km」の看板がありましたが、すぐに人家はなくなり、山道を上ると、「また、道を間違ったか?」と思った頃、ようやく、《岩屋山志明院》に上る階段がありました。 この階段を上ると、テントがあり、ここで拝観料300円を払い、荷物をすべて預けます。 後でわかったのですが、中はきちんとした階段ではなく、岩や木の根が階段のかわりに足の踏み場になっていて、それも湧き水で濡れた状態なので荷物を持っていると滑って転びそうになった時、危ないからでしょう。 中は急な坂道(岩や木の根の階段)で、上には下が見下ろせる舞台もあります。 普通の人なら20分余りの散策コースで、ひと通り見学して、荷物を返してもらって帰りました。 「おいしい水」の手水鉢は荷物を預けた場所から少し中に入った所にありました。 岩屋山志明院の場所はこの辺です。 | |||||||||||||||||||||||
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洛雲荘(料理旅館)
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岩屋山志明院1kmの看板
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岩屋山志明院に上る階段
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岩屋山志明院の説明の立て看板
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まず、小屋の煙突から煙が上っていました。 小屋の中では何をしていたのでしょう。 最近、都会では「IHオール電化」とか言って火も使わない家があるのに「煙突から煙が上がる」というのは珍しい風景ではないでしょうか?
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茅葺風の家の向こうの小屋の煙突から煙
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茅葺の家も屋根は茅ではなく、金属の屋根にしている家が多かったですが、金属でない屋根の家もありました。
| 他に興味深かったのは、あちこちで、軒下や道路わき、小屋の中で《薪(まき)》を見かけた事です。 今でも冬は薪で暖房をしているのでしょうか? 街中から10kmくらい離れた所で、自分とは違う生活をしている人がいるのは興味深かったです。
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金属でない屋根の家
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軒下と小屋の中に薪
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道路わきにも薪
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2009年08月23日
雲ヶ畑の散策レポート(2009.8.15)
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