国道1号線から入ると鳥居があり、鳥居をくぐると右手に無料駐車場があり、まっすぐ進むと左手に《手水舎》があります。 《手水舎》の2つの手水鉢に勢い良く水が注がれていて、その横に《菊水若水》を説明する駒札があり、ここに『城南宮の菊水(延命水、若水ともいう)の井の水を飲むとあらゆる病が治るというので・・・』と書かれていました。 ここに来るのが目的ではなかったので1リットルのペットボトルしか持って来ておららず、20秒ほどで1リットルのペットボトルがいっぱいになりました。 手水舎の反対側に行くと『菊水若水の送水は朝八時三十分〜夕四時三十分』と書かれていました。 | |||||||||||||||||||||||
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2つの手水鉢に注がれる水
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《菊水若水》の説明文
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菊水若水の送水は朝八時三十分〜夕四時三十分
境内を歩いてみると、知らなかった事が、いくつかありました。
まず、《鳥羽伏見の戦跡》と書かれた駒札があり、『鳥羽伏見の戦の始まった所』『鳥羽ではこの付近、伏見では御香宮の付近に陣をかまえた』と説明されていました。
| 本殿の前に『城南宮が鎮まる鳥羽は一寸法師上陸の地です』と書かれた一寸法師の立て看板が置いてありました。(一寸法師はおとぎ話ですけどね) 京都は歴史のある町なので、こういう逸話はあちこちにあります。
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《鳥羽伏見の戦跡》と書かれた駒札
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本殿の前の一寸法師(城南宮が鎮まる鳥羽は一寸法師上陸の地です)
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城南宮の本殿
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本殿で祈祷中
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城南宮の神苑《源氏物語 花の庭》(有料なので今回は入っていません)
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(2010.7.4) に城南宮に行った時に「水温」「pH」「全硬度」を測定してきたので紹介しておきます。 全硬度は《50〜100》です。 水温は19.1℃ほど、外気温は29.5℃ほど、pHは7.4ほどでした。(pHは7.0が中性なので、ややアルカリ性です) ここの水は濾過機械を通っているそうですが、通常、濾過機械を通ると水温は少し上がるものですが、それにしては水温は低いです。 |
・特に断りなしに2〜4リットル程度の水なら自由に汲んで持って帰れる。
・(お賽銭以外)特に料金はかからない。
・近所の人も水を汲んで持って帰っているという噂がある(飲用可を保証するものではありません)。
従って、『名水』と言われている中でも『現在、飲用不可』となっているものがあるので、事前事後に調べて『飲用不可』とわかったものは除外しています。 しかし、ここで紹介したからと言って『飲用可』を保証したものではありませんし、「井戸水や湧き水は沸かしてから飲んだ方が良い」とも言われており、その様な注意書きがある場所もあるので、その辺も自己責任で判断して下さい。 また、拝観料を払わないと水を汲めない所も除外しています。
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