2009年06月21日

出町あたりの散策レポート《鴨川の飛び石ほか》

出町橋の西側にある《鯖街道口》の石碑

 出町あたりの散策レポートを紹介します。 本来、「出町」とは「京都の町を出て、若狭湾に行く鯖街道に向う」という意味から「加茂川と高野川が合流した付近から西あたり」の事を言います。
 「出町柳」は京福電車(現在の叡山電車)が駅を作る時に市電の出町駅と区別する為に、「鴨川西岸を出町」「鴨川東岸を柳町」と言っていた事から「出町柳駅」という造語の駅名をつけた事から「加茂川と高野川が合流した付近から東あたり」の事を「出町柳」と言うようになりました。
 面白い事に、現在、鴨川東岸には「田中上柳町」「田中下柳町」という町名は残っていますが、鴨川西岸には「出町」という町名はありません。 しかし、加茂川に架けられた橋は「出町橋」、その西にある商店街は「出町商店街」と名づけられています(河原町通の今出川通から北、葵橋までを「出町通」と名付けられているが、これは一般的に知られていないです)。
 店の名前を付ける時も、古くからのこだわりを持っている所は「加茂川と高野川が合流した付近から西を出町、東を出町柳」というルールを守っていますが、最近は「ゴロの良さ」から「出町」か「出町柳」か、使う傾向にあるようで、「加茂川と高野川が合流した付近」を「出町」もしくは「出町柳」というようになってきているように思われます。
 『鯖街道口』の石碑は出町橋の西側のこの辺にあり、鯖街道の出発点が(出町柳駅付近ではなく)出町付近であった事をアピールしているようです。

 今日は、まず、「名代豆餅」「田舎大福」が人気の《出町ふたば》に立ち寄りました。 閉店が17時30分で、17時20分頃に行ったら、店の前で何人か待っていて、すぐに店の前の人が少なくなったと思ったら「売り切れです」と言って店を閉め始めました。 特に、ここがメインではなかった次の散策スポットに行きました。 《出町ふたば》の場所はこの辺で、河原町今出川から北に1つ目の信号の西側になります。

《出町ふたば》の外観


閉店準備を始めたお店


 次は、《王将 出町店》に立ち寄ってみました。 ここは、王将で、唯一、「お金のない学生は30分の皿洗いで飲食代無料(昼は12〜1じ、夜は6〜9じ)」のサービスをやっている所です。

 今日は食事はせず、店の中に入らなかったですが、カウンター席のみの十数席で、最近、オープンする王将は大型店が多いですが、20年以上前にオープンした王将は、こういうこじんまりとした店舗で、家族でやっているようなお店が多いです。

 《王将 出町店》の場所はこの辺で、河原町今出川から西に2筋目を少し上がった所で、営業時間は11時30分から23時までで定休日は月曜です。



《王将 出町店》の外観


 最後に、今日の第一の目的である《鴨川の飛び石》に立ち寄りました。 橋の上からは何度も見た事はあるのですが、川に下りて「渡った事」も「どんな形の石か?」よく見た事もなかったので川に下りてみました。 鴨川の飛び石》の場所はこの辺です。 (鴨川にある5ヶ所の飛び石については「前編」「後編」で紹介しています)

向こう岸まで飛び石が続いています

石の形は「千鳥」と「亀」で上を歩いて渡れます

石の上で遊べるようにレイアウトされています

【動画】飛び石付近で水遊びをする外人の子供達


 出町あたりのレポートは他に下記のようなものがあります。

出町ふたば《行列のできる名代豆餅》購入レポート

常設の金魚すくい《出町橋の西》

250円弁当(元気や 河原町今出川店)

posted by 京都情報 at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散策レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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