パンフレットに今回の一般公開のルート図がありましたが、今回は御所内のほとんどの建物や庭(庭の中には入れません)を回るルートになっていて、京都御所は東西約250m、南北約450m、外周約1400mで、今回のルートは約2kmあり、歩くだけでも30分くらいかかるでしょうし、普通に見学したら1時間から1時間半はかかるでしょう。 所々にテント付きの休憩所もあるので体力のない人は休憩しながら散策する事もできるし、途中、見学を省略する近道のコースもあります。 今回の一般公開の入り口の京都御所宜秋門の場所はこの辺で、期間は2009年4月23日から4月29日までで詳しくはこちらを参考にして下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中立売御門 ここから入る人が多い |
中立売御門を入ると売店 通常、こんな売店はない | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
一般公開入り口の宜秋門 持ち物検査後、パンフレットを取る |
御車寄 正式に参内する時の玄関 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
諸大夫の間《正式に参内した者の控えの間》
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儀装馬車2号 天皇皇后結婚の馬車列にも使用 |
新御車寄 天皇皇后の玄関
「右近の橘」「左近の桜」という言葉は(雛祭りの飾り付けで)知っていましたが、これが実物なのですね。
ちなみに、「右近の橘」は紫宸殿の南階下の西側に植えた橘で、平安時代、右近衛府の官人がこの橘から南に陣列し、「左近の桜」は左近衛府の官人がこの桜から南に陣列したという事から来ているそうです。
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右近の橘と紫宸殿
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左近の桜と紫宸殿
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紫宸殿《即位の礼などの重要な儀式が行なわれる》
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清涼殿《平安時代、天皇が日常生活をしていた御殿》
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小御所《五人囃子のモデルになった管絃の人形が展示》
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御池庭《一番、立派な庭で写真撮影する人も多い》
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御池庭《写真で庭のイメージがうまく伝わるか》
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御常御殿は、室町時代以降、天皇が日常生活をしていた所で、その前の御内庭は、御池庭より少し規模は小さいですが、こちらも趣があります。
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御常御殿《三献の儀の人形が展示》
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御常御殿の前の御内庭
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皇后御常殿《束帯、十二単の展示》
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牛車《葵祭で使用されているもの》
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若宮・姫宮御殿 | 明治天皇も一時期住まい
板輿(いたごし) | 和宮親子内親王が使用 |
2009年04月23日
京都御所の春の一般公開の初日の様子(2009.4.23)
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