現在の《南座》は右上の写真です。 そして、右下の写真の「レストラン菊水」「大阪へ京阪特急」の看板のあるビルあたりに《北座》の建物が建っていたと思われます。 その左後方に《北座》と書かれた建物がありますが、これは八ッ橋屋さんやレストランが入ったビルで、《北座》という名前は復活させたものの(5階で毎月第二金曜日に「北座・染屋町寄席」が行われているそうですが)、実際のビルの中身は昔の《北座》と大きく違います。 《北座》という昔の名前を使う以上、「もう少し中身も復活させる努力もあっても良いのではないか?」と考える所です。 《南座》の場所はこの辺です。
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南座の西入口右側には「阿国歌舞伎発祥地」の石碑があり、また、四条川端の交差点を隔てた北西には「《かぶき踊の祖》出雲の阿国(いずものおくに)」の像があります。 像の横の百日紅(サルスベリ)の花がきれいに咲いていたので写真を撮ってきました。
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年末の南座の顔見世のまねきは京都の風物詩の1つです。 まねきの看板は、長さが1間(1.8メートル)、幅1尺(約30センチ)の桧の板に役者の名前が太く丸みを帯びた独特の「勘亭流」書体で書かれます。 「勘亭流」大入り満員の願いを込めて隙間の無いように作られた書体です。 まねきの看板は毎年11月25日の朝には南座の正面に飾られます。 |
2008年07月24日
《南座》と《北座》
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